競売物件を購入するにはどうするのか?
その謎に迫る!

落札までの道のり

　競売物件はお手頃価格で希望の物件を手に入れられる可能性がある一方で、入札方式のため、その物件が希望通りに手に入るかどうかが未知数だということが特徴として挙げられます。期待していた通りに入札が行われなかった場合、その後の資産計画に狂いが生じることもあるため、あくまで入札が出来ないという可能性も視野に入れながら競売に取り組むことが大切です。

　また、競売物件は情報が非常に限られているという特徴も持っています。そのため、競売物件落札のためにはありとあらゆる手段で情報を収集する必要があるのです。場合によっては、物件の存在する現地にまで足を運んで、実際にどのような立地になっているのか、周辺環境はどのくらいの賑やかさがあるのかなどを確認する必要があります。さらに、その情報を元に、本当にその物件が購入に値するのかを検討する時間も必要になるのです。

　つまり、競売物件は一般物件に比べて手間と時間がかかるという側面があることを頭に入れておかなければいけません。また、そのためには不動産に関する専門的な知識が必要になる場合があります。入札に失敗してしまうと、それまでにかけた時間が無駄になってしまうので、必要であれば専門業者を頼ってみるというのも一つの手段です。