競売物件を購入するにはどうするのか?
その謎に迫る!

現地視察で確認する

 競売物件は裁判所の用意している物件明細書、現況調査報告書、評価書の三点セットが必要不可欠です。これらを熟読することによって、その物件の特徴や利点を読み解くことにつながります。しかし、これらの情報だけでは不十分です。何しろ内覧をすることが出来ないため、その物件を購入して本当に大丈夫かを厳しく精査する必要があります。

 そのためには競売物件のあるところまで赴く必要があるでしょう。実際に中には入れなくても外観を確認するだけでもイメージが湧きますし、実際に周辺の環境をチェックすることによって、その物件の利便性が分かります。立地条件は商業施設が多いことや公共施設が多いことは地図などで伝わりますが、交通量や賑わい方、さらには時間帯によっての変化など、多くの点が三点セットには記載されていないため、実際に現地に行くことは非常に有効です。

 競売物件は入札方式となります。つまり、自分で適正だと思う金額をそのまま入札することが出来るのです。このような方式だと自分の希望する金額で100%買えるというメリットがありますが、その物件の本質を見逃していると、本当はもっと高値で購入しても手に入れるべきだったという場面を逃してしまいますし、その逆もまた然りです。そのため、しっかりと現地に行って視察しましょう。

Copyright © 競売物件を購入するにはどうするのか?その謎に迫る! All rights reserved.